肩こりと勘違いされることが少なくない首こりの初期症状
首こりを肩こりと勘違いする人たち

実のところを申せば、首こりの初期症状を軽度な肩こりの症状だと思い込んでいる方たちがいらっしゃるのであります。首こりの症状を、肩こりの症状と勘違いしてしまうんですね。
首こりの症状を、肩こりの症状と勘違いするとどういうことが起きるのかと申しますと、肩こりと思い込んでいることから、マッサージをするなどして肩こり解消の努力はするのに、肝腎の首こりに対しては、結果として放置されてしまうのであります。
放置された首こりはどうなるの?
本来は首がこっているはずなのに、マッサージを施されれるのは肩なわけですから、こっている首は放置されることになります。首こりという症状が放置されますと、自然治癒するはずもなく例え少しずつであっても着実に症状が悪化することになるでしょう。そして、首こりの症状が悪化すると今度は頭痛に悩まされることになります。また、めまいという症状が現れてくる可能性があります。万が一にでも、車の運転中にめまいなどを起こしてしまったら大事故になりかねません。
また、めまいという症状は吐き気を伴うことが多いことも首こりの症状に付け加えておきたいと思います。
それでは、なぜ首こりを放置すると、このような症状が現れてくるのでしょうか?
頭痛やめまいなどの症状が出る理由
首がこった状態にあるということは、首全体の血液循環は悪化した状態にあるわけなんですね。そうすると頭部には新鮮な酸素や必要とされる栄養が、しっかりと送られなくなってしまうんですね。そんなことから、「頭痛」「めまい」「吐き気」などの症状が現れてくるのであります。
また、脳では酸素不足になることから、集中力や気力が低下するという事態にも陥ることになるでしょう。
皆さんもご存知の通り、脳は私たちのカラダの全てをコントロールしているわけですから、このような大切な器官が栄養や酸素が不足した状態に陥るということは、身体的にも様々な症状が現れてくる可能性があります。
また、その影響は身体的なものだけではなく、精神的にも悪影響を及ぼすことになるでしょう。もし仮に、自律神経のバランスを崩すようなことになったら、うつ病を発症する可能性だってあるんですね。
ということで、『たかが首のこりくらいで・・・』などと軽く考えないで、しっかりと首こりという症状に対処するようにしていただければと思います。